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国立西洋美術館≪クラーナハ展 500年後の誘惑≫ [美術館へ行こう♬]

クラーナハ?クラナッハじゃないの?
学生の頃からクラナッハと言って親しんでいたものを
唐突にクラーナハにしろ・・と、言われてもねぇ~w( ̄△ ̄;)w

・・などとブツブツいいながらも、会期が終わってしまう[あせあせ(飛び散る汗)]
大慌てで出掛けましたよ(;^□^A(・・さる1号さんと同じね♬)
今回は親戚の方から前売り券を頂いたんでラッキーでした[るんるん]DSC08515 (425x640).jpg
東京以外は大雪に見舞われた土曜日の午後、
毎度お馴染み上野の西洋美術館
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ガラガラと言う訳も無いですが、そこそこの混みようで・・
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さる一号さんがおっしゃっていた顔ハメだわ(^、^*)
下の生首のところ、低いから顔出すのに苦労しちゃいそう[あせあせ(飛び散る汗)]

ルカス・クラーナハ(父、1472-1553年)は、
ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、
ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家です。
大型の工房を運営して絵画の大量生産を行うなど、
先駆的なビジネス感覚を備えていた彼は、
一方でマルティン・ルターにはじまる宗教改革にも、きわめて深く関与しました。
けれども、この画家の名を何よりも忘れがたいものにしているのは、
ユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、
特異というほかないエロティシズムで描きだしたイメージの数々でしょう。
艶っぽくも醒めた、蠱惑的でありながら軽妙なそれらの女性像は、
当時の鑑賞者だけでなく、遠く後世の人々をも強く魅了してきました。

・・・なんだそうです(⌒▽⌒)公式HPから引用させて貰いました。

馴染みのある画家さんですが
こうしてまとめて鑑賞する機会は滅多にないし
丁寧な解説のお陰で
当時の社会状況、彼の置かれていた立場や作品の背景
周りの人々との関わり・・などがよく理解できて
なるほどなぁ~( ° ° )って感心することの多い展覧会でしたよ[ぴかぴか(新しい)]

それでは恒例のお気に入りの三枚のカード
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≪ヘラクレスとオンファレ≫

ヘラクレスが女性達にからかわて女装させられて
鼻の下を伸ばしている図だそうです(⌒▽⌒)
女性達の「男ってホント、おバカなんだから~」と言いたげな表情が笑えますね[るんるん]
主題もユニークですが、作品全体のトーンが凄く気に入りました。
白い肌の部分と、とりわけ美しい黒い部分、
それから赤い衣装の割合が程良くて・・・
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≪ザクセン選帝候アウグスト≫≪アンナ・フォン・デーネマルク≫
これはクラーナハの同姓同名の息子さんの作品だそうです。
こちらも衣装の黒のとバックの淡い部分との対比が美しく
なんだか平面構成を見ている様な気持になったものです。
モデルとなった人物の性格や
声の調子まで、強く伝わってくるような肖像画なんですよぉ~[るんるん]
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≪不釣り合いなカップル≫
こちらも「男って、ホント、おバカなんだから」と女性が言っている様な一枚(⌒▽⌒)
お金持ちでスケ〇なお年寄りが
狡猾な女性に、[わーい(嬉しい顔)]とことん骨抜きにされている図。
丁寧に描かれている赤いビロードの服が
とってもお洒落で可愛いですね!!

さてさて、この展覧会でひとつ、びっくりした事があります。
代表作の≪正義の寓意≫が・・
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↑作品は、これね。
レイラ・パズーキさんというアーティストの作品
中国の贋作作家さん何十人かの手に依る模写が
壁面いっぱいに飾られていた事です?(゜_。)?(。_゜)?
贋作作家といっても、笑っちゃうほど拙い技術のものや
まるっきり違う作品になってしまったようなものまで千差万別ですが・・

こ、これって例えばベルリン・フィルがホルストの「惑星」を演奏した後に
平原綾香さんが「ジュピター」を歌うようなモンじゃないかしらん?
五木ひろしさんのコンサートでコロッケさんがモノマネをするような・・
(・・・それは結構アリかな?)

元々クラーナハさんはご自分の工房でたくさんの職人を使って
作品を早く効率よく量産できるように
製作をしていたそうだから
オリジナルに対するこだわりは無かったのかもしれないけど、
この展覧会を企画した方は
随分大胆な試みをしたものだ・・と。

オリジナルから影響を受けた作品、それからパロディ、そして贋作・・の
境目があやふやになってきてると指摘されることが多いようですね。
500年前の作家の作品をただ紹介するのではなく
現代の私たちに問題提起をした展覧会なんですねぇ~
なるほど、面白いモンだなぁって
感心してしまった花屋のおばちゃんでした(^◇^)


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国立新美術館≪ダリ展≫ [美術館へ行こう♬]

genさんがお薦めしてくれたデトロイト美術館展も気になるのですが
会期末が迫っているダリ展に先に出掛けました(⌒▽⌒)
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毎度お馴染み六本木の国立新美術館[るんるん]
ダリって個性的で、尖っていて(髭が・・じゃないですよ)
好みが分かれるから、そんなに混んでないだろうなぁ~って
のん気に、ほてほてと入口に向ったら
「只今50分待ちです!!」と[バッド(下向き矢印)]

あ~あw( ̄△ ̄;)wと思ったけど
若冲の三時間半待ちに比べたら‘へ’でもないです(最近、そればっかり[あせあせ(飛び散る汗)]
並んでいる顔ぶれを見渡すと、圧倒的に若い方が多く・・カップルも・・('ー')
なるほど~ ダリ展を観るのがお洒落なデートコースなのかな?

そんな事を考えているうちに入場できました。
並んだ割には展示室は余裕があり
ゆっくり、しっかり鑑賞出来ましたよ(^、^*)

ふつう、この手の美術展って本人の作品はまばらで
影響をうけた画家や同時代の画家の作品が並ぶことが多いですが、
この展覧会は、彼の初期の作品から、マティスやピカソなど
いろいろな作家に影響を受けた時代のもの・・
シュールリアリスムを自分のものにしていった過程の作品、
戦後、原爆投下に影響を受けたもの、
ウォルト・ディズニーとのコラボしたもの、
それから古典の作品に改めて工夫を凝らしたものなどなど
盛り沢山で贅沢な内容でした。

ゴージャスなフルコースを頂いた時の様な
満足感いっぱいのものでしたよ(^ー^)ノ☆*.。

それでは、恒例のお気に入りの三枚のカードのご紹介です[手(チョキ)]
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「オ-ケストラの皮をもった3人の若いシュルリアリストの女たち」
あちこちの美術館でよく見掛けるお馴染みの薔薇の頭の女性がなにやら楽しそうに・・
オーケストラの皮っていうフレーズが、なんだか笑っちゃいますね(^、^*)
ふふ♬ダリさん、女性が好きで好きでたまらないんだなぁ~[ハートたち(複数ハート)]って
ニコニコしてしまう作品でした♬
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「ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌」
原爆の投下に衝撃を受けた後の作品だそうです。
真ん中の女性の顔の中にエノラゲイがあります。
野球選手が描かれているのは強いアメリカを表しているそうです。
解説が無くても、多くを語ってくれる作品ですね。

メッセージ性の強い作品だとしても色彩の豊かさ(この紺色好き[るんるん]
鮮やかさが気に入ってしまった作品です。
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「ラファエロの聖母の最高速度」
今風の言い方だとラファエロへのオマージュといったところかな?
ダリさん、私もラファエロの聖母は大好きよ♬
素敵な展開を見せてくれて有難う[ハートたち(複数ハート)]と語りかけたくなりますねぇ~

他にも会場で上映されていた、
ダリの素材をつかってディズニーが作った「アラジン」風のアニメ、
それから、不思議の国のアリスの挿絵、舞台美術などなど
あらま、なんて垢ぬけているのかしらん・・って、
感激させてくれるものがたくさんあり
改めて彼の仕事の多様性に感嘆させられましたよ(⌒▽⌒)

・・とは言え、これから向われる方は精神的にゆとりのある時のお出掛けを
お薦めします。質、量ともに、かなりヘビィですもん[ダッシュ(走り出すさま)]
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少し待っていると、この奇怪なオブジェの前で自撮りが出来るのですが
おばちゃんが一人で撮っていても(;^□^A
(さる1号さんはお嬢様と撮ってらしたわね~いいなぁ~)DSC_0290 (640x425).jpg
ちょっとお買い物して・・
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家路につきましたよ。
この次は六本木にイルミネーションの写真撮りに行きたいな(⌒▽⌒)


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東京都美術館【ゴッホとゴーギャン展】 [美術館へ行こう♬]

さてさて、紅葉に気を取られて遅くなってしまい
閉館時間を考えると、
そんなに時間的余裕はなく飛び込んだ東京都美術館ゴッホとゴーギャン展[あせあせ(飛び散る汗)]
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チケット売り場は長蛇の列で、展示室も混み合っていて
さすが万人に愛される印象派・・と感心しました。
(春に観た若冲に比べたら、可愛いもんですが・・(;^□^A )
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同じ美術館でもかかる展覧会によってお客さんの年齢層も違うし
展示室の雰囲気も違うのが面白いところ[手(チョキ)]
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「うっわ~綺麗な色だねぇ~」とか「へぇ~ゴッホも辛い事があったんだねぇ」とか
こそこそと、ささやいている平和なお客さんが多くて、和やかに見られました(⌒▽⌒)
(真剣に傍若無人に食い入るように見ているお客さんが多い展覧会は気疲れします[あせあせ(飛び散る汗)]

オランダの牧師の家庭に育ったゴッホと幼少期はペルーで育ったゴーギャン、
生い立ちも、絵画の表現方法も違いますが
パリでセザンヌやミレーなどの画家から刺激をうけた後、
南フランスに移り住み共に暮らし、
短期間で別れてしまいます。

この展覧会は、この共同生活までの二人の作品、
彼らに影響を与えた画家達の作品、
二人で生活していたときの作品、
そして不幸な出来事の後、別離した後の二人の作品・・・
などを丁寧に紹介してくれています。

作品の横に、製作された時の状況などが表記されているので
とても面白く、分かりやすい展覧会でした(^ー^)ノ☆*.。

目に見える対象にとことんのめり込み
美しさをキャンバスに表現しようとするゴッホさんと
いつも夢見る夢夫くん、ファンタジックな思考のゴーギャンさん・・・
それでも信頼しあい、
相手の座る椅子を愛情込めて肖像画のように
描いていたりするところが、素敵ですねぇ [ぴかぴか(新しい)]

それでは恒例のお気に入りの三枚のカード[手(グー)]
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ゴッホさんの≪グラスに生けた花咲くアーモンドの小枝≫という作品

これ、凄く小さいんです。
なにしろ混んでいる上に暗いもので、
良く見えないままスルーしたのですが
出口に近くなったころ、展覧会の紹介映画が放映されているので
なにげなく見ていたら、この作品が大写しになっていて、
その白い花の鮮やかさ
美しさに、感嘆してしまいましたw( ̄△ ̄;)w
慌てて人混みを逆流して、この作品の前に立ちましたが
やはり薄暗くて近眼のおばちゃんには,良く見えないのでした(+д+)[バッド(下向き矢印)]
く~~~残念!!
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≪アリスカンの並木道、アルル≫これはゴーギャンです。
移り住んだ南フランスの秋の美しさに感動して描かれた・・ということが
しっかり伝わって来ますね?
落ち葉で埋め尽くされた道の鮮やかさ・・・
ちょうど今の季節くらいでしょうね[るんるん]
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ゴッホ≪収穫≫
彼が一点の静物画を除いて他の全ての作品を圧倒すると
手紙に書いた・・という作品だそうです[ぴかぴか(新しい)]
うねうねと山の麓まで続く農地、鮮やかな黄色に映えるブルーの小屋や農機具・・・
はぁ~( ̄▽ ̄)=3いいわぁ~[黒ハート]
なんて、なんて、観る者を幸せにしてくれる作品なんでしょうねぇ~[ハートたち(複数ハート)]
絵の前に立つと、満ち足りた、豊かな気持ちになって
南フランスの風に吹かれている様な気持になります!!
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やっぱり観に来て良かった・・次はダリに行きたいな♬と
ご機嫌で美術館を後にすると・・・あっ(☆∇☆)月が・・・凄く大きい[exclamation&question]
この時は気がつかなかったんですがスーパームーン一日前だったんですね(^、^*)
慌ててカメラを構えたのですが・・50mm単焦点だったもので
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ただの普通のお月さまでした((((((o_ _)o ~☆
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